みなさんこんにちは!
前回は女子選手はケガをしやすい時期がある?というテーマでお話しさせていただきました!
黄体期はリラキシンの影響で関節弛緩性が増加するよー
という話でしたね。
その他にもこの時期は水分が貯留しやすい傾向にあるので、体重が増えやすい時期です。
そのため関節への負荷お増加しやすいという特徴もあるんですね。
さらにはセロトニンの分泌が低下してネガティブ思考になりやすいとも言われています。
反応時間が低下するという報告もあります。
これらのことを踏まえてこの時期は負荷量の調整が大切になるかもしれませんね。
今回は「女性選手の身体を鍛えるのに最適な時期は?」とうテーマについてお話しさせていただきます!
それは「卵胞期〜排卵期」です。
※月経が終わった後と思っていただけると良いかと思います。
この時期は脳や心臓が活発になり、パフォーマンスが上がると言われています。
そして筋肉を増やすためのテストステロンの分泌が増加すると言われています。
テストステロンは男性ホルモンであり、女性には少ないホルモンです。
そのため女性は男性に比べて筋肉がつきにくいんですね。
そのテストステロンの分泌がこの時期は増加すると言われています。
このことを考えるとトレーニングの負荷量をあげるのは良さそうですよね!
またこの時期はエストロゲンの分泌を増加します。
エストロゲンは女性ホルモンですが、こちらも筋肉や結合組織を作る働きがあると言われています。
これらのことから「卵胞期〜排卵期」は身体を鍛えるのに最適な時期と思います。
もちろんこれには個人差がありますし、チーム全体で統一するのは難しい場合が多いですよね。
なのであくまでも女性の身体はこんな特徴があるよという知識として知っておいていただけると良いかなと思います。
今回の内容が少しでも参考になれば嬉しく思います。
島津 偉匡
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